レールガン三号機 製作

SINCE;2008/05/18

2008/05/18
まだ二号機も未完成ですが、外部磁場云々以前に、300mm、500mmのレール長では2400uFの静電容量を持余していました。
平均電流を10kAと仮定すると、放電時間は1.2msとなります。
さらにプロジェクタイルの平均速度を1000m/sと仮定すると、放電が終わるまでの間に1200mmのキョリをプロジェクタイルは進むことになります。
実際は平均速度は現状精々500m/s程度と思われますが、電圧降下、およびプラズマの密度低下に伴う抵抗値の増加により放電時間はさらに長くなると思います。

というわけで1200mmのレールを製作してみます。構造は基本的に2号機と同じです。


長いので加工はかなり大変ですが、時間はたっぷりあるので気長に作業しています^^


2008/05/24

R加工をどうやって行おうか悩みました。テーブル移動量が全く足りないのですが、バイスで何度も挟み直すと段差がついてしまいます。
写真は擬似ツインバイス。…失敗でした(笑


大人しく毎回零点調整して正攻法で加工。
ボールエンドミルは径に対して高速で回した方が綺麗に仕上がります。今回は2000回転で行いました。


1200mm加工完了。長いです^^;


もう一本も同様に加工。結構時間がかかります。



今回はポリカ板は8mm厚の物を使用しました。ポリカのほうはまだ端面出しのみです。
長すぎて自重で撓ります^^;
鉄のアングルとかで補強したほうがよさそうです。


上から見た図。


2008/05/31


ポリカ板のR加工も終了。後は穴あけとボルト止め。


44本のボルトを通すので非常に時間がかかりました^^;
電極は真鍮にネジを切って作る予定です。


思ったほど撓みはひどくありません。しかし念のため鉄板で補強します。