旋盤加工

2008/04/02

旋盤を持ってないのに旋盤加工です。フライス盤でも簡単な加工なら可能です。
何故突然旋盤加工か、というと、本日到着したφ10の(はずのw)POMの棒がφ11ぐらいあったからです^^;
そのままでは使えないので、φ10まで削ります。


まずはS45Cの角棒からバイトを作ります。写真はグラインダーで削っているところです。


角度とかは適当です^^;
この辺りからベルトサンダーに切り替えて削っていきます。


焼き入れします。相手がプラスチックなので強度は十分でしょう。
この後刃付けをしてバイトは完成です。


φ13までならドリルチャックでつかめます。
バイスに今作ったバイトを固定し、テーブルを動かして適当に削ってみる。
割と簡単に削れました^^


チャックからある程度離れた部分にバイトを当てると、丸棒がビビってうまく削れません。
高精度にφ10にするには、一本を丸ごと削るのではなく、50mm程度に切ってから加工を行う必要がありそうです。


スローアウェイチップを使ってみました。
直接バイスに挟むと口金に傷が付くので、間に厚紙を入れています。
材料はA2017ですが、面白いように削れます^^
自作バイトよりも好調です^^;


旋盤っぽい(?)キリコが出ました^^


この後SS400やSUS303なども試してみましたが、サクサク削れます。
丸棒の径を調整する程度の加工なら問題なくできそうです。