2008/03/18
詳細は良く覚えていないので製作手順のみです^^;
写真で誤魔化します
材料となる金属です。大同1Kという商品名ですが、焼入れ可能なステンレス系の合金です。
先にハンドル固定用の穴を開けて起きます。
形を罫書いたらひたすら穴を開けて金鋸でつないで行きます。
穴あけは罫書線より1mm程度外側に行ったほうが安全です。
穴あけには2.5mmのダイソードリルを使用しました。ダイソードリルのコストパフォーマンスは異常です^^;
切り出すとこんな感じ。あとはヤスリで罫書線まで削っていきます。
形だけ完成^^;
次はブレードを削っていきます。
刃となる部分の真ん中に罫書線を入れ、それより若干上までヤスリで削ります。
はじめに丸ヤスリで数箇所を削り、その後が消えるように平ヤスリでひたすら削りました。
ベルトグラインダあがあると楽なのですが、当時は持っていませんでした(今は何故か持ってる^^;
0.5mmぐらいの厚みになっています。
焼入れ前の段階で刃を付けてしまうと、焼入れ時に割れる恐れがあるようです。
まだ仕上げ前でキズだらけですが、こんな感じになります。
この後、ペーパーを1000番まで掛けます。
次にヒルトを製作します。素材は真鍮です。
ヒルトとはナイフのハンドルとブレードの間についている金具のことです。
今回は下部に突起を設け、ハンドルを握ったときに指が刃に当たらないようにします。
たしかこれはドリルで穴を開けた後をヤスリでつないでいきました。
真鍮なので比較的楽に加工できます。
形は好みで整形していきます。
本体に装着したときにハンドルと一体になるようにしました。
完成図です。
下のほうが不恰好なので実はこの後再加工しました。
横に開いている穴はカシメピンを通す穴です。
ナイフにつけるとこんな感じ。
かなりきつく作ってあり、カシメピンを打つ前でもほとんど動きません。
多分これは焼入れ後の画像です^^;
焼入れは基本的に外注です(\1000程度)
電気炉などがあれば自分でやることもできると思います。
いきなり完成です(笑
途中の画像がありませんでした^^;
ハンドル材はホームセンターで入手した花梨を使用。独特な匂いがします。
焼きいれ後の硬度はHRC62程度で、穴あけ加工などは基本的にできません。
ハンドルとヒルトを装着したら、砥石で刃付けして完成です。
結構良く切れます^^
現在台所で活躍中です。